2009年6月30日
Beating 第61号:取材ノート(大学入試センター 石岡恒憲先生)
2009 年6 月8 日に、大学入試センターの研究開発部准教授 石岡 恒憲先生にインタビューにうかがってまいりました。
内容について詳しくは、Beating 第61 号の本文をご覧ください。
石岡先生は2007 年~2008 年度 科学研究費補助金 基盤研究(B)で「日本語小論文の自動評価における総合的研究」をなさいました。
この研究は,2004 年~2006 年度 科学研究費補助金 基盤研究(C)で「日本語小論文の自動採点および作文支援システムの開発」を行い,その研究を拡張する形で,システムやサーバーの改良を行ったとのことでした。
石岡先生が開発された"Jess"では,設問文ファイルを指定し,課題に対する回答を入力した答案ファイルを選択して実行ボタンを押すと,1 秒足らずで複数の答案をまとめて採点することができます。
これが"Jess"の画面(評価結果)です。答案の問題点や改善点を指摘してくれます。
日本の大学入試では,800 字程度の小論文を出題することが多いとのことです。石岡先生によると,人間の判断と"Jess"を組み合わせることで,客観的な採点が可能になり,なおかつ採点にかかるコストを半減できるだろうということでした。
欧米での自動採点アプローチとの相違点をお話くださる中で,石岡先生は,自身の研究成果を発表し,最前線の研究を吸収することができる国際学会への参加費用として,科研費は重要な役割を果たしているとおっしゃっていました。
最後に石岡先生と記念撮影。お時間を割いて貴重なお話をしてくださった石岡先生、どうもありがとうございました。
