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Beating 第59号
2009年度Beating特集「突撃!隣の○○科研」スタート!
第1回:5分でわかる科学研究費補助金

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東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」
メールマガジン「Beating」第59号     2009年4月28日発行
現在登録者名 2,109名

2009年度Beating特集「突撃!隣の○○科研」スタート!
第1回:5分でわかる科学研究費補助金

http://www.beatiii.jp/?rf=bt_m059

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 みなさまこんにちは。だいぶ暖かくなってきましたが、いかがお過ごしでし
ょうか?

 読者のみなさまの中には、この春から新生活のスタートを切られた方もいら
っしゃると思います。Beatingも担当が交代し、特集も新たな企画へと衣替え
をいたしました。ますます充実した紙面にしていきたいと思いますので、どう
ぞご期待ください!

 2009年度Beating特集は、「突撃!隣の○○科研」です。これは、「科学研
究費補助金」という国の研究に対する補助制度を利用して行われた研究を採り
上げて、直撃取材していきます!

 それでは、Beating第59号のスタートです!

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┃★CONTENTS★
┃【特集】2009年度Beating特集「突撃!隣の○○科研」 スタート!
┃   第1回:5分でわかる科学研究費補助金
┃
┃■お知らせ・その1「2009年度 第1回 BEAT公開研究会」のご案内
┃■お知らせ・その2「2008年度 研究成果報告会」Webサイトのご案内
┃■お知らせ・その3「UTalk:私たちは「手」で何ができればよいのか?
┃—環境に適応する義手の開発に向けて」のご案内
┃■編集後記
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━━┓
┃特集┠───────────────────────────────
┗━━┛ 2009年度Beating特集「突撃!隣の○○科研」
第1回:5分でわかる科学研究費補助金
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■2009年度のBeating特集は「突撃!隣の○○科研」です!

 昨年度のテーマは、「5分で分かる学習フロンティア」と題し、教育に関わ
る様々な分野の理論やプロジェクトを、第1人者の方々へのインタビューを通
じてお伝えして参りました。

 本年度のBeating特集では、研究者が研究を進めるための縁の下の力持ちと
もいうべき「科学研究費補助金」という国の補助制度に注目していきます。

 この「科学研究費補助金」は、正式名称ですが、長いので、通常「科研」や
「科研費」と略されています。研究課題を進めていくには、どうしてもお金が
かかります。そこで、いかに研究費を獲得していくかが、研究の推進に欠かせ
ないわけですが、この「科研費」は、「競争的資金(※1)」といって、学術
的な観点や、新産業創出などの観点により評価され、優れた研究課題に優先的
に資金が配分されるようになっているのです。

 この「科研費」によって、毎年多くの研究課題が補助されていますが、研究
者以外の人が、その成果を目にする機会は、あまりないのではないでしょう
か? そこで、本年度のBeating特集では、「科研費」により研究を推進した
教育研究者の方々が、どんなテーマで研究を進め、どのような成果を得ている
のかを、直撃インタビューしていきます!

 なお、特集のテーマは「突撃!隣の○○科研」となっていますが、○○には
通常研究代表者のお名前が入ります。このように呼ぶことで、誰が舵取りして
いるのかがわかりやすくなっているわけですね。

 というわけで、早速インタビューと、いきたいわけですが、その前に、本号
では、まず、「科研費」とはどんなものか、Q&A形式で、もう少しお話して
いきたいと思います。

※1 競争的資金にどんなものがあるのか、詳しく知りたい方はこちら…
文部科学省の競争的資金一覧 http://www.mext.go.jp/a_menu/02_itiran.htm


■「科研費」って、誰が補助しているの?

 「科研費」は、国家予算として計上され、審査の上、研究者の所属する研究
機関に配分されます。昨年度(平成20年度)の予算計上額は、1,932億円
(※2)でした。実際には、科研費の種目(これについては、後述します)に
よって、文部科学省、または、その外郭団体である独立行政法人日本学術振興
会(よく、「学振」と略されます)を通じて配分されます。

※2 文部科学省、平成20年度科学研究費補助金の配分について
http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/1220970.htm


■「科研費」って、どんな研究に補助されるの?

 もしかしたら、「科学研究」という言葉から、理学や工学、医学といった自
然科学的な研究に対する補助だと思われるかもしれませんが、実は、分野は、
自然科学に限らず、社会科学や人文科学にも補助されています。したがって、
ありとあらゆる学問領域に補助が行われているといって良いでしょう。もちろ
ん、教育学、教育工学、教科教育学などの教育関連分野も例外ではありません。
文部科学省によれば、「基礎から応用までのあらゆる独創的・先駆的な学術研
究(研究者の自由な発想に基づく研究)を対象とする」としています。

 また、「科学研究費補助金」は、大きく「科学研究費」、「研究成果公開促
進費」などに分かれ、研究の位置づけによって、「種目」という概念で区分さ
れています。すべてではありませんが、種目のうち、主なるものを紹介すると、

[科学研究費]
・特別推進研究
・特定領域研究
・新学術領域研究
・基盤研究(S・A・B・C)
・挑戦的萌芽研究
・若手研究(S・A・B)
・奨励研究

[研究成果公開促進費]
・研究成果公開発表
・学術定期刊行物
・学術図書
・データベース

などがあります。

 以下では、今回の特集に関わる種目についていくつかみてみましょう。説明
は、日本学術振興会のサイト中の「研究種目・概要(※3)」を参考にしてい
ます。

[基盤研究]
 1人又は比較的少人数の研究者が行う独創的・先駆的な研究で、研究課題の
規模によってS、A、B、Cと分類されています。

・基盤研究(S)  期間:5年、補助額:5,000万円〜1億円程度
・基盤研究(A)  期間:3〜5年、補助額:2,000〜5,000万円 
・基盤研究(B)  期間:3〜5年、補助額:500〜2,000万円 
・基盤研究(C)  期間:3〜5年、補助額:〜500万円 

[挑戦的萌芽研究]
 独創的な発想に基づく、挑戦的で高い目標設定を掲げた芽生え期の研究と位
置づけられています。期間は1〜3年で、補助額は500万円以下となっていま
す。

[若手研究] 
 若手の研究者が1人で行う研究に対して、補助されます。「若手」というこ
とで、年齢制限がついています。これも規模によりS、A、Bと分類されてい
ます。

・若手研究(S) 期間:5年、補助額:3,000万円〜1億円程度、42歳以下
・若手研究(A) 期間:2〜4年、補助額:500〜3,000万円、39歳以下
・若手研究(B) 期間:2〜4年、補助額:〜500万円、39歳以下

 この他、若手研究(スタートアップ)という、研究機関に採用されたばかり
の研究者が一人で行う研究に対して補助を行う種目も設定されています。

 本年度の特集では、これらの補助を受けて研究を進めた研究者の方に直撃イ
ンタビューを予定しています。

[研究成果公開促進費]
 「科研費」は、研究そのものではなく、研究成果を世界へ発信するためにも
利用されています。それが、「研究成果公開促進費」に分類される種目です。
このうちの「データベース」は、研究者やそのグループ等が作成するデータベ
ースで、公開利用を目的とするものに助成されています。この補助金を利用し
ているデータベースの中には、とても興味を引くものもありますので、データ
ベースに携わる方にも直撃取材をしてみたいと考えています。

※3 研究種目・概要 
http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/01_seido/01_shumoku/index.html


■「科研費」って、毎年何人ぐらいの研究者が補助を受けているの?

 文部科学省発表のデータ(※4)によれば、平成20年度に新規に採択された
研究課題は約2万4千件で、直接経費(研究者が直接使用できる経費のこと;詳
しくは、後述)ベースで総額約639億円となっています。

 では、どれぐらいの確率で採択されるのかというと、約10万4千件の応募に
対して約2万4千件の採択ですから、採択率は約23%ということになります。

 以上の数値は新規採択のものですので、継続分は含まれていません。

※4 文部科学省、平成20年度科学研究費補助金の配分について
http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/1220970.htm


■「科研費」って、誰が審査しているの?

 科研費の審査は「ピア・レビュー」という仕組みを取り入れています。この
仕組みは、応募課題に近い分野の複数の研究者が審査員となることで、政策的
な研究課題に配分が偏ったりせず、その研究の学術的な重要性が尊重されるよ
うになっているのです。

 なお、実際に誰が審査しているのかは、公表されていませんが、応募者情報
が隠される論文の査読システムとは異なり、応募する側の所属、氏名や研究業
績等も審査する側に知らされます。というのも、研究が遂行可能かどうかも、
その人の業績などを基に審査しているからです。


■「科研費」による成果はどのような形で公表されるの? 

 「科研費」によって補助された研究課題の成果は、他の研究と同様、学会に
おいての発表や、論文誌に論文として掲載されてゆきます。また、研究種目に
よっては、冊子体の報告書の作成が義務付けられているものもあります。この
報告書は、国会図書館関西館に所蔵され、閲覧が可能になっています。

 科研費の成果や状況は、インターネットでは、「科学研究費補助金データベ
ース(※5)」で閲覧することができます。このデータベースは、国立情報学
研究所が文部科学省、日本学術振興会と協力して作成・公開しているもので、
フリーワード検索などができるようになっています。

※5 科学研究費補助金データベース http://kaken.nii.ac.jp/


■どんなテーマが採択され、どのように役立っているの?

 先ほど述べたように、「科研費」は様々な分野の研究者からの応募がありま
す。科研費パンフレット2008(平成20年3月版)(※5)によれば、

  │ 科研費による研究の多くは、短期的な目標達成よりも、むしろ
  │長期的視野に立ったものであり、社会にブレークスルーをもたら
  │す画期的な研究成果を多く生み出しています。研究の萌芽期には
  │注目を浴びていなかった研究課題についても、科研費は広く研究
  │をサポートしており、それらが今日、私たちの暮らしに大きく役
  │立っているのです。

と記されています。同パンフレットでは、「科研」を通して行われた研究が、
どのように現在に役立っているかの具体例が記されており、小型大容量ハード
ディスク垂直磁気記録の実現や新型インフルエンザウイルスの出現機構の解明
と感染防止に役立っていることを紹介しています。

 では、教育関連における研究ではどうでしょうか? 先ほど紹介した「科学
研究費補助金データベース」を使用して、教育というキーワードで検索を行っ
てみました。まず目に付くのが、教育プログラムや指導モデルの開発、教材の
開発、教育方法の改善とその評価といった研究です。これらは教科に関する教
育研究の分野で多いようです。また、教育工学の分野では、新たな機能を備え
たe-learningなどのシステムの開発や各種支援システムの開発といったものが
多く採択されています。さらに、近年では、学習プロセスの脳科学的な解明と
いった研究などにも補助が行われています。

 教育に関する研究分野は、実践的な側面をもっていることから、比較的すぐ
役立つ研究が多く、科研費パンフレットで紹介されているような、基礎研究の
積み重ねから応用技術を生み出し、私たちの生活に役立つという工学的な研究
のアプローチとは異なる面があるといえるかもしれません。むしろ、指導法の
開発や学習プロセスの解明などは、医学的アプローチに近いのかもしれません。
しかし、医学と大きく異なるのは、その成果が教育現場にまでなかなか普及し
にくいところが挙げられます。今年度の特集は、研究者の方だけではなく、少
しでも現場の先生方や教育に携わる方々にも、大事な税金により賄われている
「科研費」の成果をわかりやすくお届けしたいという願いもこめて、本企画を
立案いたしました。

 残念ながら紙面の関係で、今回は研究のひとつひとつを紹介することができ
ませんので、具体的な個々の研究の成果については、来月号からのインタビュ
ー記事をぜひ楽しみにしていただければと思います。

※6 科研費パンフレット2008(平成20年3月版)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/08031919/001.pdf


★★★ 次号からの「突撃!隣の○○科研」をどうぞお楽しみに! ★★★

 というわけで、今回は、科研費のキホンを押さえてみましたが、いかがでし
たでしょうか? 

「科研」について、さらに、詳しく知りたい方は、

・「科研費ハンドブック(研究者用)−2008年度版 (平成20年4月版)−」
http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/15_hand/data/20kenkyusha.pdf
・文部科学省、科研費の公募、審査、交付等
http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/020803.htm
・日本学術振興会科学研究費補助金
http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/index.html

などをご欄いただくと良いと思います。

※本メールマガジンの記事は、文部科学省や独立行政法人日本学術振興会の公
表する資料に基づいて編集されておりますが、研究者以外の方にもご理解いた
だけるよう易しい解説となるように心がけました。より正確な内容につきまし
ては、上記団体の資料等でご確認ください。本メールの内容により、不利益等
を被った場合でも、責任は負いかねますのでご了承ください。

 ご意見・ご感想もお待ちしております。いただいたご意見等は、次号以降の
メールマガジンの中でもご紹介させていただければと考えております。

 5月号では、2005年度〜2007年度の3年間に渡り、「相互的・社会的納得観
に基づく納得技術教育手法および学習支援システムの開発」という研究課題で
科研費からの補助を受けていらした、茨城大学の鈴木栄幸准教授に直撃インタ
ビューをする予定です。次回「突撃!隣の鈴木科研」をどうぞお楽しみに!


┏━━━━━━━━┓
┃お知らせ・その1┠─────────────────────────
┗━━━━━━━━┛「2009年度 第1回 BEAT公開研究会」のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2009年度第1回目となる6月のBEAT公開研究会は

  「2015年の学習環境を考える(仮題)」

というテーマで開催します。

 私たちの情報メディア環境は「ドッグイヤー」と呼ばれるほどに急激に転変
し続けています。2015年には未成年者はすべてWindows95の登場以降に生まれ
た人たちになります。インターネットや携帯電話が当たり前の世代です。この
ような世代に対して、どのような学習環境が必要であり、また提供可能になる
でしょうか。

 今回のBEAT Seminarでは、「2015年の学習環境を考える」と題して、2015年
の生活環境、社会状況の予測・洞察をふまえながら、将来の学習環境について
考えていきます。


————————【2009年度 第1回 公開研究会 概要】————————

■テーマ:「2015年の学習環境を考える(仮題)」
■主催:東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座
■日時:2009年6月6日(土)午後2時より午後5時まで
■場所:東京大学 本郷キャンパス 情報学環・福武ホール(赤門横)
    福武ラーニングシアター(B2F)
■定員:180名(お早めにお申し込みください)
■参加方法:参加希望の方は、BEAT Webサイト
   http://www.beatiii.jp/seminar/?rf=bt_m059
  にて、ご登録をお願いいたします。
■参加費:無料
■登壇者:現在、調整中です。決定次第Webページ等でお知らせいたします。


┏━━━━━━━━┓
┃お知らせ・その2┠─────────────────────────
┗━━━━━━━━┛公開研究会レポート
「2008年度 第4回 BEAT Seminar」Webサイトのご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 2009年3月28日(土)に、公開研究会「2008年度 第4回 BEAT Seminar」が
行われ、たくさんの方々がご参加下さいました。ありがとうございました。

 セミナーでは、日本教育工学会の会長である赤堀侃司教授が、「メディアの
変遷から見るモバイル学習」と題された基調講演の後、現・白鴎大学教育学部
の赤堀侃司教授、(株)ベネッセコーポレーション執行役員新井健一氏、早稲田
大学人間科学部の向後千春准教授をお招きし、「教育工学25年の歴史から考え
るデジタル教材の未来」と題してパネルディスカッションが行われました。

 また、BEATは、先月3月をもって、第2期2年目の2008年度が終了いたしま
した。2008年度のBEATの成果報告も合わせて行いました。

 その内容を BEAT Webサイトに本日公開いたしました。当日出席出来なかっ
た方、内容を振り返りたい方など、どうぞご覧下さい。

http://www.beatiii.jp/seminar/037.html?rf=bt_m059


┏━━━━━━━━┓
┃お知らせ・その3┠─────────────────────────
┗━━━━━━━━┛「UTalk:私たちは「手」で何ができればよいのか?
—環境に適応する義手の開発に向けて」のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
 UTalkは、様々な領域で活躍している東京大学の研究者をゲストとして招き、
毎月開催するイベントです。

 カフェならではの雰囲気、空気感を大切にし、気軽にお茶をする感覚のまま、
ゲストとの会話をお楽しみいただける場となっています。

 人類は二足歩行をするようになって、「手」の自由を得ました。体を支え、
移動するための「前足」ではなくなり、さまざまな機能を発達させてきたので
す。

 では、私たちは「手」でいったいどれだけたくさんのことをしているのでし
ょうか?もし今日、突然、昨日まで自由に使っていた「手」を失ったとしたら、
いったいどのような「不便」に直面するのでしょうか?

 5月のUTalkでは、「環境に適応する義手」の開発に取り組んでおられる、横
井浩史さん(工学系研究科准教授)に、「手」のもっているさまざまな機能と
人間の「知能」との関わりをめぐるお話をしていただきます。みなさまのご参
加をお待ちしています。

日時:5月9日(土)午後2:00〜3:00
場所:UT Cafe BERTHOLLET Rouge
   (東京大学 本郷キャンパス 赤門横)
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access.html
料金:500円(ドリンク付き/要予約)
定員:18名
申し込み方法:(1)お名前、(2)ご所属、(3)ご連絡先(メール/電話)、
       (4)このイベントをお知りになったきっかけ、をご記入の上、
       utalk2009@ylab.jp  までご連絡ください。

※申し込みの締め切りは 4月30日(木)までとします。
なお、申し込み者多数の場合は抽選とさせていただく場合がございます。ご了
承ください。

┏┯━━━━━━━━━┓
┃│ 編 集 後 記 ┠──────────────────────┤
┗┷━━━━━━━━━┛

 新年度第1号となるBeating第59号はいかがでしたでしょうか。
 「研究者は難しいことを言っていて、よく分からない!」と言った声をたま
にお聞きします。Beatingでは、教育研究の場で起こっていることを、分かり
やすく、身近に感じることができるようにお伝えしていきたいと考えていま
す。また、みなさまの声も大事にしながら、編集をしていきたいと思います。 

 今年度も、BEATスタッフ一同、心機一転頑張って参りたいと思いますの
で、ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

「Beating」編集担当 御園 真史 (みその ただし)

-------次回発行は5月26日の予定です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ご登録先は、ベネッセ先端教育技術学講座になります。ご登録にあたって、
お知らせいただいたお名前・メールアドレスなどの個人情報は、ベネッセ先
端教育技術学講座にて、「Beating」からのお知らせのためだけに使用いた
します。また、ご本人の同意なく、第三者に提供することはございません。

「Beating」はお申し込みをいただいた方々に配信しています。
無断転載をご遠慮いただいておりますので、転載を希望される場合はご連絡
下さい。

□登録アドレスの変更、登録解除などは
  http://www.beatiii.jp/beating/?rf=bt_m059b

□ご意見・ご感想は…
「Beating」編集担当 御園 真史 misono@beatiii.jp
(東京大学大学院情報学環ベネッセ先端教育技術学講座 特任助教)

□「BEAT」公式Webサイト http://www.beatiii.jp/?rf=bt_m059c
□発行:東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」

Copyright(c) 2009. Interfaculty Initiative in information Studies,
The University of Tokyo. All Rights Reserved.
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