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Beating 第12号
「複雑で相互依存的な問題について、深い理解を達成する教材を作るには?」

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  東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」  
  メールマガジン「beating」第12号     2005年5月30日発行  
                        現在登録者549名  
「複雑で相互依存的な問題について、深い理解を達成する教材を作るには?」
           http://www.beatiii.jp/
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こんにちは。みなさんいかがお過ごしでしょうか?
気がつけば、もう6月。今年ももうあと半分。。。なんて、信じたくないで
すね。時間が経つのが本当に速いと感じる今日このごろです。その分充実し
た時間を過ごしているんだもんねーと、自分に言いきかせて今日も仕事に励
んでいます・・・。

BEATでは、6月11日(土)に公開研究会を開催いたします。梅雨どきのジ
メジメした気分を、スカっと爽快にできるような内容を準備しておりますの
で、みなさん是非ご参加ください。お待ちいたしております。

では、beating第12号のスタートです!

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┃★CONTENTS★
┃■1. 特集:2005年度beating特集「5分でわかる学習理論講座」開講!
┃  第1回:複雑で相互依存的な問題について、
┃      深い理解を達成する教材を作るには?〜「認知的柔軟性理論」
┃
┃■2. 【お知らせ】公開研究会「beat seminar」2005年度第3回
┃                        6/11(土)開催!
┃
┃■3. 「紹介したいこの人この1冊。 オススメお蔵出し!」
┃
┃■4. 編集後記
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■1. 特集:2005年度beating特集「5分でわかる学習理論講座」
  第1回:複雑で相互依存的な問題について、
      深い理解を達成する教材を作るには?〜「認知的柔軟性理論」
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先月号で予告した通り、今年度のbeatingでは、BEATの研究をより理解し
ていただくために、背景となっているさまざまな学習に関する理論を、1年
間でみなさんとともに学ぶことを目的とした「5分でわかる学習理論講座」
を開講いたします。

1カ月にひとつずつすぐに応用可能な理論・方法を中心に、情報技術を用い
た学習環境に関する注目理論・キーワードについて解説していきます。
「なにそれ?ハツミミ?」という方も、「なんか聞いたことはあるけど…」
という方も、「すでに知ってるゾ!」という方も、それぞれにきっと新しい
発見があるはずです。

その記念すべき第1回では、BEATの研究の最大のテーマである「ひとの学び
を支援する」という、とっても複雑でとっても大きな問題を的確にとらえ、
考えていくために、まずはじめに押さえておきたい重要な概念をテーマとし
て取り上げます。

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「認知的柔軟性理論(Cognitive Flexibility Theory)」

社会の急速な変化の中で、現在わたしたちが直面している問題、たとえば環
境問題、歴史問題、文化摩擦問題、そして教育問題などは、様々な側面が相
互に絡み合った複雑な構造を持っています。このような領域では、にわとり
と卵のように、一部だけ先に学ぼうとしてもまだ学んでいない別の概念を知
らないと理解できないというジレンマにおちいりがちです。

そこで今回は、簡単に分解することができない、複雑で相互依存的な問題に
対応するためにつくられた概念、「認知的柔軟性理論」をご紹介します。

マルチメディア・ハイパーテキスト技術が現れる前、多くのデジタル教材は、
「課題分析」という方法によって設計されていました。難しい課題をいくつ
かの部分に分けて、簡単な順番から並び替えていくという方法です。この方
法はシンプルな構造を持った問題には有効な方法で、機械のメンテナンスや
単純な概念の記憶などには、現在でもこの方法が使われています。

しかし、シンプルに構造を分析できないような問題を解決するには、問題の
新しいとらえ方が必要でした。このため、Spiroという研究者が1990年に
提唱した概念が、「認知的柔軟性理論」です。この理論の詳細については、
参考文献・URLから見ていただきたいのですが、ポイントを要約すると次の
ようになります。

 ・知識を多様な形で提示すること。いろいろな視点から様々な例を見せる
  こと。
 ・一つの抽象的な概念を複数の違ったケースによって説明すること。
 ・まず領域の複雑さを提示すること。部分の前に全体を提示し、学習者に
  複雑な関係を学ぶことが必要であることを理解させること。
 ・知識のネットワーク状の相互関係を理解することに重点を置くこと。
  孤立した知識ではなく、変化可能な関係性を学ぶこと。
 ・知識構築を推奨すること。学習者が自分自身の知識構造を作り出すこと
  が、順番で記憶していく学習との対比で重要である。

Spiroは、「認知的柔軟性理論」にもとづいて、市民ケーンという古典映画
を様々な角度から分析することによって深い理解を達成するマルチメディア
教材を制作し、高い評価を得ています。

また、5月の公開研究会で、NHKが開発した「マルチメディア人体」とい
う教材をレビューしましたが、この教材の背景にも、「認知的柔軟性理論」
があります。

「認知的柔軟性理論」は、現在でもよく引用される古典的理論ですが、現実
の教材開発には十分反映されていませんでした。多様な例を見せるために制
作コストが増加することが最大の理由です。インターネットの登場により、
オープンソースの学習材も増え、多用な例を比較的低コストで用意すること
も可能になってきている現在、教材開発者はこの理論を真剣にとらえなおす
必要があるでしょう。

現在は、複雑で相互依存的な問題を「むりやり」分解して記憶させ、「覚え
ているか」という表層的な測定だけしてわかったつもりにさせる教材があふ
れています。「認知的柔軟性理論」は、学習者の深い理解を保証するために
は教材自体に厚みが必要であることを指し示しています。

いま、学習者が本当に身につけるべき力はなんであるのか、我々に自省と教
材開発の方法論の再構築が求められているのではないでしょうか。


●参考文献
Spiro, R. J., & Jehng, J. C. (1990).
『Cognitive flexibility and hypertext:Theory and technology for 
the nonlinear and multidimensional traversal of complex subject 
matter.』
In D. Nix, & R. J. Spiro (Eds.),Cognition,education, and multimedia:
Exploring ideas in high technology (pp. 163-205).
Hillsdale, NJ: Lawrence Erlbaum Associates.

【ご購入したい場合はコチラ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0805800360/

●参考URL
『Cognitive Flexibility, Constructivism, and Hypertext:
Random Access Instruction for Advanced Knowledge Acquisition
in Ill-Structured Domains』
http://www.ilt.columbia.edu/publications/papers/Spiro.html

『Cognitive Flexibility Theory』
http://tip.psychology.org/spiro.html

(第1回担当:山内祐平/BEATフェロー・東京大学情報学環助教授)
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学んだことは、使ってこそチカラになります。ぜひみなさんも「認知的柔軟
性理論」を柔軟に(?)適用して、身のまわりにある複雑な問題の構造をと
らえ、深い理解を目指してみてはいかがでしょうか?

このように、「5分でわかる学習理論講座」では、BEATの研究に関連する理
論を毎月ひとつずつ取り上げ、解説していきます。

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ここで、この講座をよりよく理解するための、課題図書ともいうべき一冊を
ご紹介しておきます。
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『「未来の学び」をデザインする』
美馬のゆり・山内祐平(著)
東京大学出版会
http://www.utp.or.jp/shelf/200504/053078.html
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特に、巻末の参考文献リストは、これからこの講座で紹介していくさまざま
な学習理論の参考図書がよくまとまっています。


では、「5分でわかる学習理論講座」次号もどうぞお楽しみに!
ご感想・ご意見もお待ちしております。


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■2.【お知らせ】公開研究会「beat seminar」第3回 6/11(土)開催のご案内
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2005年6月11日(土)、「BEAT」では、2005年度第3回目の公開研究会を開
催します!

「BEAT」の研究内容や、教育に関するIT技術利用に関する最新動向などをテ
ーマにした公開研究会です。開催情報は、今後も公式Webサイト、メールマ
ガジン「beating」でご案内を差し上げます。

2005年度の公開研究会は、「デジタル教材の系譜・学びを支えるテクノロ
ジー」と題し、古今東西のデジタル教材をレビューすることによって、みな
さまと一緒に教育を支える新しい人工物の姿を考えていきます。

この公開研究会でレビューした教材を中心に、来年次のような本の出版を予
定しています。
———————————————————————————————————
「デジタル教材の系譜・学びを支えるテクノロジー」(仮称)
2006年春出版予定
ベネッセ先端教育技術学講座(編著)
———————————————————————————————————

第3回となる今回は、「Logo」をとりあげます。

「Logo」は、1967年に数学者で発達心理学者でもあるシーモア・パパート
によって、子どものために作られたプログラミング言語です。1980年代初
めにはいろいろな国の言葉に翻訳され、世界的なブームを巻き起こしました。

「Logo」がそれ以降のマルチメディア教材に与えた影響は非常に広く、大き
いものです。子ども自身が学習内容に自ら取り組むことで、学習を高度に実現
する、という考え方の有用性を証明しました。現在も多くの教育者に支持され、
実践され続けています。

今回は、「Logo」のレビューを通して、子どもの主体的・能動的学習の
あり方・可能性についてみなさまとともに考えたいと思います。


—————————【第3回 公開研究会 概要】————————————
●テーマ
  「デジタル教材の系譜・学びを支えるテクノロジー」
  第3回:「Logo」

●日時
  2005年6月11日(土曜日) 午後2時〜午後5時

●場所
  東京大学 本郷キャンパス 情報学環暫定ANNEX 2F教室
http://www.beatiii.jp/images/sem11-map.gif

●定員
  40名(お早めにお申し込みください)

●参加方法
  参加希望の方は、BEAT Webサイト
http://www.beatiii.jp/seminar/
  にて、ご登録をお願いいたします。

●参加費
  無料


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■3. 紹介したいこの人この1冊。 オススメお蔵出し!
  今回は・・・
  独立行政法人 農業・生物系特定産業技術研究機構 
  北海道農業研究センター 横山和成先生
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広く教育やメディアの研究に携わる研究者から、「オススメ本」を、お友達
紹介形式でお伝えする「紹介したいこの人この1冊。オススメお蔵出し!」
のコーナーです。

第10回目となる今回は、横山和成先生に「オススメ本」をご紹介して頂きま
した。

横山和成先生(独立行政法人 農業・生物系特定産業技術研究機構 北海道
農業研究センターWebページ)
http://cryo.naro.affrc.go.jp/

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学生時代から、「先生と公務員にだけは成らないぞ」を座右の銘にしながら、
何度も挫折している私が、「教育」について何か語ることが出来るものなの
か、甚だ不安ではありますが・・・。
農家の皆さん、流通業の皆さん、果ては金融、メディア他の多くの他業界の
人々を巻き込んで、私たちの生命の基本である「食」とそれを産み出す「農」
の有りのままの姿を、どうすれば共有することが出来るか、と言う一種無謀
な企みに突き進む中で、時に悩み、時に有頂天になって手に取った本、その
中で思った事などをご紹介します。

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1)『人間にとって農業とは何か』
末原 達郎(著) 
世界思想社

著者から贈って頂いた一冊です。
私は農業に関する研究開発を生業としています。それも土の中に無数に息づ
く微生物たちの生態系が主たる研究対象です。数年前から国内の農業だけで
なく、中国、南米地域の土壌劣化の実態調査と回復のための研究活動を続け
ているのですが、その多くの地域では、経済優先からの過剰耕作や不適切な
管理による塩類集積、乾燥化、不毛化など、眼を覆わんばかりの現状が多く
見られます。その中で、日本の土は、温暖で多雨と言う気候条件と、それに
適応した農業に守られて如何に厚い作土層(さくどそう:作物が育つ肥沃な
土壌)を持った豊かな土に覆われているかを思い知らされます。
著者の農業に向ける未来を見透す柔らかな眼差しに接した時、日本のある農
村で聞いた一つの言葉を思い出しました。それは、「土は過去から受け継い
だのではなく、未来から借りている」と言うものです。いつの時代の子供も
またそうなのかも知れませんね(横山)。

【ご購入したい場合はコチラ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4790710920/

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2)『新ネットワーク思考—世界のしくみを読み解く』
アルバート・ラズロ・バラバシ(著)、青木 薫(訳)
NHK出版
(『Linked: The New Science of Networks』Alberto-Laszlo Barabasi,
 Perseus Book Group)

活字中毒の私は、旅中うっかり本を読み終えてしまった時など、目に付いた
書店に飛び込んで趣味に合った書名の本を緊急避難的に買ってしまうことが
しばしばあります。そしてそう言う本ほど、人生の邂逅とでも言った本が多
くあります。本書もそう言う一冊。
世界を構成するネットワークは、基本的性質としてスケールフリーであり、
その性質はノード(ネットワーク構成者)とリンク(ノード間の結合形態)に
よって時々刻々変化して行く等々、スプーン1杯1兆個と膨大な数の未知の微
生物で構成される土壌微生生態系の巨像の前に立ち尽くしつつ、その望まし
い姿は実は静的な安定性ではなく、常に変化を止めない動的な安定ではない
か、この性質は微生物から社会構造、インターネットまで、系のスケールに
規定されない普遍的なものではないか、と考えていた私には大いに勇気付け
られました。子供たちの評価も個人の能力比較だけでなく、学級と言うネッ
トワークを構成する不可欠なノードとして見直してみるとまた違って見える
かも・・・(横山)。

【ご購入したい場合はコチラ】
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3)『脳と創造性 「この私」というクオリアへ』
茂木 健一郎(著)
PHP研究所

慣れない「教育」について思索していた時に、ふと立ち寄った本屋さんで見
つけた一冊。著者の茂木さんとは、2001年夏、3000坪の農家住宅を会場と
して複雑系科学者10名で開催した研究会「馬と科学者−或いはシステムの交
信」で正に3日間日夜議論を楽しみました。当時も氏自身溢れるばかりの独
創性を体現していましたが、本書では脳活動が産み出す「ありありとした実
感:クオリア」、更には創造性に関しても、脳と外世界とのある意味ずれを
容認した様々なコミュニケーションの発露であると言う新機軸が述べられて
います。
「人が人を教育するとは一体何なのか?」未だに不勉強にして不明ですが、
その一つの答えが、何者にも替えがたい個「私」としての創造性の源泉掘削
であるとしたら、本書で明かされる茂木さんの知の彷徨は一見に値するかも
しれません(横山)。

【ご購入したい場合はコチラ】
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次号は、東京大学大学院 情報学環 助教授 安富 歩先生
の登場です。

横山先生から安富 歩先生への紹介メッセージです。

安富さんとは、ある複雑系の研究会でお会いし、相互作用行列を用いた計算
モデルにおける要素の多様化と、生物の多様化、進化、適応現象の類似性を
議論するようになったのがきっかけで、前述の「システムの交信」研究会を
経て、現在では中国黄土高原生態文化回復活動を御一緒させて頂くなど、関
係自体がどんどん多様化、深化(もしかしたら進化も・・・)しています。
機会があったら個人的にも彼の教育論など聞いてみたかったこともあり、バ
トンを渡します。安富さんよろしくおねがいしまーす。


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■4. 編集後記
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最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
beating第12号はいかがでしたでしょうか。

さて、突然ですが「記憶色」というものをご存知ですか?

例えば、ふつう肌の色はこういう色だ、という記憶色があって、自分の肌の
色がその記憶色から少しずれると、「何か変?」「体調が悪いのでは?」な
どと気になったり、心配したりするものです。

この記憶色は、私たちそれぞれ個々人が、生まれ育った環境のなかで見てき
た色の記憶です。でも、太陽とか、空や海といった大自然などに関しては、
太古の人類から遺伝子によって引き継がれてきた記憶なのかもしれません。

いずれにせよ、記憶色は私たちが生まれ育った環境に依存しています。それ
が歴史を辿ってきた人類の記憶だとしてもやはり、その時々の身のまわりの
環境が大きく影響しているはずです。

このように、身のまわりの環境が常に私たちの感覚を養っているのであれば、
私たちには、これから生まれてくる私たちの子孫に対して、色彩環境に限ら
ず良質な生活環境を残し、引き継いでいく義務があるはずです。

私たちBEATは、テクノロジーが人間の学習活動に有用に働くように、さま
ざまな研究を進めています。BEATの研究成果が良い生活環境を生み出し、
後世へ伝わる遺伝子に、良い記憶として刻み込まれることを願ってやみませ
ん。ちょっとロマンチックすぎますかね? 夢は大きく持たないと、ね。

これまで、そしてこれからのBEATの活動は、ご存じの通り、
http://www.beatiii.jp/
にて、みなさんにお知らせします。beatingとともに、これからもどんどん
内容を充実していきますので、どうぞお楽しみに。

                        「beating」編集担当
                              八重樫 文
                         kazaru@beatiii.jp


-------次回発行は6月第4週頃の予定です。
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端教育技術学講座にて、「beating」からのお知らせのためだけに使用いた
します。また、ご本人の同意なく、第三者に提供することはございません。

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「beating」編集担当
八重樫 文
(福山大学 人間文化学部 人間文化学科 
 メディアコミュニケーションコース 専任講師)
kazaru@beatiii.jp

□「BEAT」公式Webサイト
http://www.beatiii.jp/

□発行
東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」

Copyright(c) 2005. Interfaculty Initiative in information Studies,
The University of Tokyo. All Rights Reserved.
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